今週のファミ痛を読んで、久々に恋愛資本主義に対していらついたのでぶっちゃけます。
なんか女の子百人に「男子とゲーム」についてアンケートを取った企画がありました。
「驚きの結果が」とかありましたけど、俺からすれば順当以外の何物でも無いんですけど。
つか、あまりにも恋愛資本主義に傾倒しまくった答えに辟易しました。

以下、ファミ痛を読みながら鼎談という俺の脳内シミュレート。
ここに出てくる女性(A,B)は俺から見た恋愛資本主義にかぶれた多数派の女という設定です。


―はい、じゃあ聞いてみるという事で。
A「たるい」
―いきなりそれかい。ほら、自己紹介。
A「Aでーす。キモオタと同部屋に居させられてマジ不幸」
ヌッコロすぞコラ。はい次。
B「Bです。ゲームはちょっとやってる方かな」
―期待できそうな返事で。Aとは大違いだな。
A「うざ」
―…勝手にほざいてればいいけど、ちゃんと鼎談にはしろよ。

―で、これが企画のページ。
 まず最初に、『ゲームをする男の子はアリか?』という設問。
 九割は『アリ』と答えてるな。
B「今時ゲームなんて普通じゃね?」
A「フツウフツウ。無いとかありえないし」
―逆に言えば、一割はNO…
B「遊んでないんじゃないの?」
A「メガネのガリ勉みたいな?」
B「そうそう、そんな感じで」
A「ていうか古くない?」
―…古いよね。時代に適応できてなさげな。
A「あんたの服装もっとありえないから」
―そんな感じのコメント見てみっか。
 『ゲームするのはいいけど、服装にも気を遣って欲しい
A「当たり前だろ
―…言うと思った。
B「ゲーセンで時々汗だくになってるの見るとうわあってなる。そういう奴って大抵ダサい格好だよね」
A「でもってムキになってんの。マジダッサ。最悪」
B「ムキなのはいいけど、やっぱ見苦しい。隣には立って欲しくない」
―…へー。こっちのコメントでも『クリアできなくてムキになってるのは可愛い』…ね。
 つまりはイケメンがモテ服着て、『ふう』って感じにキラキラ汗が光るのはいーのか
B「現実にそんなのいないし。出来なくてムキになるのはともかく、汗だくなのは嫌」
A「キモいのが必死になってるの見るとマジウケる」
―よーするに汗かくほど熱中して欲しくないと。DDRとかどうなのよ。
B「ダンレボ? それは例外。大抵は手しか動かしてないのに汗だくとか何それって感じ」
A「えー、ダンレボだって汗だくなのキモーい。ていうか地団駄踏みすぎ。ウザいしダサい」
―…A、お前何のためにゲーセン行ってんの?
A「プリクラとかクレーンゲームとか、カラオケのついで」
B「あと何人か集まってレースとか、音ゲーも軽いのだけ触ってそう」
A「そうそう、たまに。別にあんなに必死になんないとできないのなんかどうでもいいし」

―…次、行くか。今回は俺が気になったのだけ挙げるぞ。
 『ゲーム中の彼氏に対する不満』。
 …『一緒にやっててヘタクソとかいう言葉』。なんだそりゃ。
A「ムカつくし」
B「上手けりゃ偉いわけじゃないし。自慢してんの?」
―男心わかってねーなー…。男同士だと平気でアホだの何だの言い合ってるの、聞いたことない?
A「知らねー」
B「楽しそうにしてるから平気なんだろ」
―いやだからさ…相手を信頼しているからこそ軽口叩けるってことなんだけど。
A「でもムカつく
―短絡的なヤツ。
B「女同士はいろいろあるから、気軽に悪口言い合えなくて分かんない」
―この辺は同性同士の友情の形の問題でもありそうだな。
 (小声)…チッ、これだからすぐ女同士は裏切り合うんだよな。くだらねえ…
 …『熱中し過ぎて構ってくれない』。
 RPGとか集中力要るアクションやシューティングやってるとありそうだな。
A「家で遊んでて一人だけ盛り上がるとかバッカみたい」
B「見てるだけじゃつまんない。一緒にできるの遊びたい」
―…だったら一緒に盛り上がろうとかしないの? 例えばRPGやってるならどんな話なのかとか、戦闘で出てくる敵についてとか興味持って聞いたりとかは?
A「どうでもいいし」
B「難しそうであまりやる気がしないし、楽しそうにやってるのに水差したくない」
―Aは論外として(コイツ本当はゲーム嫌いなんじゃね?)、Bさ…彼氏が楽しそうなのをジャマするのはダメだけど、自分が楽しくないのはもっとダメってことかよ?
B「せっかく二人でいるんだからもっと気を遣ってくれてもいいじゃん
自分から楽しもうとしろっての。
B「だって出来そうもないものに興味起きないし、つまんない」
―…んじゃ、逆のパターンは? Bが先にやりたいゲームやってるとき。
B「彼氏はつまらないならつまらないって言ってくれるし、二人でいるなら一緒にできるのやるから」
―そのくせ自分からは不満があっても言わないのか、タチ悪いな。やれやれ次の設問行くか。

―『好きなジャンルは?』。案の定パズルが一位か。
B「ちょっと見てればどんなのかすぐ分かるし、一つの面をクリアするとか、一回の勝負とかも分かりやすいしすぐに終わるから」
A「あ、分かる分かるー。それにかわいいの多いよね。ぷよぷよとか」
B「あれだって同じ色四つ繋げれば消えるって分かりやすいし。連鎖が長くなるとわけ分かんなくなるけど」
―結局ビジュアルに弱いワケね。何でも見た目か。
A「かわいくないとやる気しないし」
B「他のもやってみれば分かるだろうけど、やっぱりぱっと見だと難しそうなの多いし」
―それでやってみたりしないの?
B「一人じゃ怖いし、彼氏がやりたくなさそうだったら無理に誘いたくない」
―…ヒネてるっつうか、彼氏が動かないと何もしない気か、おまいは。
B「だって男の役目でしょ?
A「リードしてくれない男なんて軟弱すぎ
―…てめーらの軟弱を棚に上げてよく言うぜ。
 っていうか何でも男任せにして、それで気分乗らないとイヤがるとかどんだけワガママなんだよ。
A「あーうざ。男って頼れないとダメだよねー」
お前みたいなのが一番ダメなんだっつの。
 ああもう俺が気分悪い。さっさと次の設問行くぞ。

―『彼氏にやって欲しくないジャンル』。
 …これも予想通り、恋愛シミュレーションがトップか。
 なになに、『現実の女性に興味を持たなくなりそう』…?
A「キモい。マジキモい。何あれ」
B「前に一回やったけど、なんか男の都合のいい女ばっか出てくる感じ」
―とりあえず一度でもプレイしたBに感服しますた。
B「まあ可愛いとは思うけど。あんなの現実にいるわけないんだから」
A「あんたみたいなモテないキモオタにはぴったりだろうけどね。ゲームが彼女とかイタいこと言うんでしょ
―…この流れで今のセリフ、ゲームセンターあらし読んでた人は噴飯モノだな…。
A「なにそれ知らない」
―それにしても現実と二次元を混同するなっつうの。
 恋愛シミュやってるやつは大抵架空のことだって分かってやってるからさ。
 …ごくたまにいるけどな、素で痛い奴も。古式若葉とか(知らない人はムスるべし)。
B「それにしては随分入れ込んでるっぽいけど」
A「どっから見てもイタ過ぎ」
―萌えの根は深いからなあ。二次元が相手なら、際限無しに普段表に出せない自分の好みも注ぎ込めるし。
 三次元で思い通りにならないワガママな女の相手をする反動でのめり込む奴もいるだろうよ。
B「ゲームで都合のいい彼女作って、現実でも彼女欲しがってんの?」
―ゲームだけじゃ再現しきれない感覚あるしねえ。触れないし、嗅げないし、味わえない。
A「(一歩身を引いてジト目で)うわ〜、最悪、発想キモ過ぎ」
―(小声)普段DQNイケメンに味わわれまくってそうなビッチのくせに…
 まあ、一度もその手のゲームを触ったことの無い奴にうっかり与えでもしたらどうなるかは保証の限りでは無いけど、少し慣れてる男なら大抵は分別付くから心配いらんのだけどな。
 そういう意味では、慣れようとしない女は全く分別付かなくても不思議じゃないか。男の中でも何故か妙に気取ってやらない奴がやってる奴を偉そうに見下してることもあるし。
B「でも、うちって女がいながら画面の中の別の女に気を引かれてたらむかつく」
―そりゃおめー、自分の魅力が足らんのを転嫁してるだけだっつの。
 もっと彼氏の気を引いてやらんかい。
B「うちの彼氏はそんなゲームやんないからいいけど」
A「ていうかただの絵と文だけじゃん。なんでそんなのやってられんのか意味不明。キモい」
―…ほんっとにお前は見た目だけなんだな。
 過去にどんなことがあったとか、そういうキャラ設定とかは頭にねーのかよ。
A「はぁ? 絵に過去だのなんだのあるわけねーじゃん」
―…ダメだこりゃ、話が通じない。会話のリージョンコードが合ってねー。


―とまあ、ザッと見てきたわけで。
 ヤバいくらい恋愛資本主義に沿った答えが圧倒的多数派だなあ…
A「常識でしょ、ジョーシキ」
―お前ら…どーせ自分たちの常識が狂ってるなんて、思いもしないだろうし。
 しかし思うところ、どうにもヲタは女と相通ずるところがあるような気もするな。
 基本的に自分から相手には迷惑はかけたがらない所とか、リードされたがるところとか。
A「うっわ、女々しい。キモっ」
―おめーには言われたかないわ。
 …ったく、結局世の中男のマッチョイズムが先行しているというか、女は常に弱い立場でいることを男も女も決め込んでしまっているのが大問題だよなあ。
 肉体的に弱いから気遣え、ってのも一方的だし。そんでこっちから迷惑をかけないように振舞えば「いい人いい人、どうでもいい人」扱い。もうアホかと。
 そんでゲームに関しても、自分がいたら自分の気持ち優先でないと気が済まないと。
B「彼氏がゲームにはまっちゃったら、うちが一緒にいる意味なくない?
  この記事の最後の対談にもあるけど」
 …だからぁ、そういうときは黙って見てろって…。
 うーわ、出たよ。このセリフ。『ゲームと私、どっちが大事なの?』
 どーしておまえら女はゲームをしている彼についていこうとしないで、自分ばかり見てもらおうと思うだけなんだ?

 『趣味の範囲でならOK』とかうそぶいてるけど、どっちみち最終的には趣味を捨てて自分を取って欲しがってんだろうが。
 半端なチャラ男がやってるモテ趣味とは違うんだよ!
 俺らは心の底からゲームが好きなんだよ!
 お前らは自分をエサに不当に俺らをゲームから切り離そうとしてるだけだ!
 ひとつお前等に言っておく!
 お前等がそれだけ深い欲を垂れ流している限り、俺ら喪男ゲーマーは三次女なんぞ要らんッッ!!


(深いため息と共に無言で退場するAとB)


はい。叫びまくっちゃいました。なんて久しぶり。
会話の理論には電波男系統の本を元にしたものが多数ございます。
なんつーかいろいろと、ご了承の程を。

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