01月20日付 朝日新聞の報道「「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ」へのコメント:

あーあ。

以前どこかでこの手の番組は信憑性に欠ける、という話を読んだことがあるような気がするのですが、やっちまいましたねえ。
21日付の新聞のトップはほとんどこの記事一色です。ニッカンスポーツやスポーツニッポン、スポーツ報知までもがでかでかと「ウソ」の二文字を躍らせてます。もうコンビニの新聞コーナーはあるあるねーよ(違)。まず番組\(^o^)/オワタでしょう。

しかし、番組以上に視聴者の方がダメじゃないかと思います。
売る側の立場としてはとりあえず大幅売り上げアップでいい感じなのですが(欠品という概念がある以上一概には喜べない)、これって要するに放送を見て納豆の大量買いに走った連中はどいつもこいつも何の疑いもなしに放送内容を信じてしまったわけです。
「ダイエット」がいかに深く影響をもたらす言葉だったとしても、どっちみち向こうからやってきた情報を鵜呑みにしてしまっているんじゃあ。ネットが発達してきている今日なおテレビ放映を妄信しているお馬鹿さんは一向にいなくならないようで。

テレビで放映されていることが、全て真実なわけがないのです。
大体放映しているほうだって人間がやっていることですし、「そうではない」というはっきりした裏づけの取れないことならいくらでも放映されているんじゃないかと。
そうでなくともワイドショーみたいな番組の「〜ではないのでしょうか」という仮定を、さも真実であるかのように記憶に刻み付けてしまう人すらいないとは言えないでしょう。

テレビとは実に便利な放映側による一般市民の洗脳道具ですよ。
「〜ってテレビで言ってたよ」という言葉を聞く度に起こるげんなり加減、ダメだこいつ早くなんとかしないと、と。
↓参考URL(SEって、やっぱアキバ系で「萌え萌え〜」なの?)
http://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000977&;f=sn_knrn&__m=1

先ほど他の方の論説を読んだら、実際納豆にダイエット効果が無いとは言い切れないのですが、数字の裏づけやその他取材がウソっぱちだったとのこと。
この情報もまたどこが発信地なのか分からないので百パーセント信じるわけにもいかないのですが、どう考えても今回の騒動では「納豆にダイエット効果は本当は無い」と思ってしまう人のほうが絶対に多くなってしまいます。マスコミ大半そんな感じの書き方してますしね(でも納豆に罪は無いという言葉も多いです)。

そしてテレビを見て納豆食べて、それで今回ウソと分かったら臆面も無く「だまされた」という人たち。
ネット上ではマスゴミと揶揄されまくっている(実際俺もよくしてますしね)マスコミがいかに信用できない面の多いことか、フィルターをかけない多数の一般意見が見られる今の時代からすれば、当然のことなのです。
それをまるで全て放映側の責任、自分は完全に被害者だと主張しているのが浅ましく見えてなりません。「だまされる方が悪い」と言うつもりはありませんが、あまりに無責任、無防備が過ぎるのでは無いかと。
いまや情報は取捨選択せねばならず、その中で見ず知らずの他人が作っているものを何の疑問も持たずに信じてしまう。そんな危険なことは無いでしょう。

そんな時代に何の遠慮も無く書き込める2ちゃんねる。
自分が安全だからと匿名で個人の他人をただ叩いているだけの奴は論外ですが、そんなどうでもいいことよりも確実に誰の目にも触れず誰の勝手な編集も受けずに情報を公開できるということのほうが大きな利点です。
2ちゃんを潰したがるマスゴミ関係者や大手で名の売れている人が多いはずだと分かりやすいものです。2ちゃんが無ければ、自分の権力や財力、果ては暴力を振りかざして不利な真実をもみ消すことができますからね。
存在すると自分たちが不利だから、悪い側面ばかり報道して「2ちゃんは有害なもの」となーんにも考えずにテレビを見ている視聴者を洗脳し、そういう認識を広めようとマスゴミは必死に喧伝しているのです。

…とまあ関係あること遠いことがしがし書いてきましたが、こんだけ書いても人間耳障りのいい言葉はすぐに信じてしまうから、あんまり効果ないんだろうなあ…と軽く絶望したりもしているんですけどね…。

テレビばっかり見てすぐ内容信じちゃう人々、目を覚ましてくださーい!

コメント

nophoto
名無しの少女
2008年11月24日9:22

あるある大辞典の納豆ダイエットのやつですか・・・
確かフジテレビの生涯賃金が5億7000万って聞きました。(月収100万クラスです)
んで、番組制作費のうち約5割をテレビ局がピンハネして、残り3割を広告会社が
ピンハネし、残った2割だけがテレビ番組制作会社に回ってくるとのこと。
しかもテレビ局は視聴率取ることしか考えてないので、最下層の番組制作会社に
「何でもいいから、視聴率取れる内容のモン作れ」と言ってくるそうです。
今の体制のままじゃあ、納豆ダイエットと似たようなモノしか生まれません。

堂木霞二
2008年12月1日10:45

古いエントリーにコメントありがとうございます。
…テレビ局も取り過ぎですが、広告代理店の取り分がちと多すぎますねえ。
そして変わらぬ視聴率至上主義…うーん、カネにまみれ過ぎです。
現場の方々ならそりゃまともな方もいるでしょうが、上がそれでは…。
何事も真に自重せねばならないのは責任を負う立場の方々…
でもそれが結局カネに頭をやられているのだから度し難いですね。

現在ではテレビCM効果も薄れてきたようで、あまり企業も提供したがらなくなってきているそうです。
財源自体がヤバいので、もうTV自体が企業として立ち行かないのでは…とすら言われてます昨今、このまま民放がズルズルと潰れていくかそれとも質を求めて健全化するか、大事な時期なのかも知れませんね。

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索