侮辱側も罰する異例の処分 ジダン問題でFIFA [朝日新聞]

…以前、まあ中学の頃ですがね。
その頃の出来事をつくづく考えた結果と似てますようで。
どういうことかと言いますと、
「殴られても仕方ないことを言ったのでは手を出されても文句は言えない」
ということです。
この辺が俺の気になったので、ちょっと。

マテラッツィ選手はジダン選手の母親を指して悪口を言ったそうですね。
マテラッツィは知らなかったそうですが、ジダンの母親はその日入院するという事態に陥っていたそうで。
その入院する理由を馬鹿にされたように聞こえた可能性もあるわけで。
サッカー場のグラウンドでは度々悪口が飛び交っているという話も聞きますが、そういうのははっきり言ってよくない。今回みたいな事態を引き起こしかねないわけですしねえ。

中学生当時の俺は何かと言われるとよく手を出して逆にボコにされていましたが、本当は人と争いたくもないのにからかってくるヤツはからかってくるもので、おまけに俺にも流す、とか適応する、と言った選択肢が無かった上、人と争いたくないから悪口も全く考えられず、それでも腹の立つ相手を何とかしたいと思った結果手を出すことになっていたわけです。
もちろん当時の俺は大したことでもないのに自分を馬鹿にされてブチ切れていたんですからともかく。

ジダン選手の場合は家族を半端じゃない罵り方をされたんですから、そりゃもう本気で怒り狂ったんでしょう。中学生当時の俺となぞ比較にならんほどの我慢強さもあったでしょうから、それでも頭突きをぶちかますほど怒らせたのではマテラッツィにも罰則が適用されて当然だと思います。

正直ジダン選手の方が重い処分というのは不服ですねえ。
フィールド上でやってしまったからには、建前上処分しないわけにはいかないでしょうが…大体要するに「選手が他の選手に頭突きする」原因を作ったのはマテラッツィなわけですし。

こういう考え方はおかしいのかなあ…
やられてばかりいるとどうのもこういう思考が発達してしまいますが。