「………」
ひたすら空間に流れる時間。
「………」
ひたすら目の前の資料とにらめっこする雄摩。
「………!」
唐突にガタン、と椅子を弾いて立つ。
とりあえず、と積んでおいた山をひとつ片付け、その三倍くらいの資料を積み直して読みふけっていた雄摩だが、結局うず高く積まれた紙束の半分程度を消化した辺りで大体当初の疑問に結論を出してしまったようである。
読み散らかしたものはそのままに、資料室の入り口にずかずか戻る雄摩。その傍のスイッチを押すと、一瞬にして棚から出された資料の数々で雑然とした部屋が元に戻った。
そして、“ある動作”を行うと彼の視界は大量のファイルが詰まった本棚の群れから頭を覆っているヘッドギアのバイザーを通した自室に変わった。
先程まで彼がいたのはCW本部を模した電脳空間、そこでアナログな資料探しをしていただけのことであった。いかんせんPCのモニタだけに向き合い続けるのは精神的によろしくない。
彼は立ち上がると、本部、創始者の部屋に向かった。
創始者(クリエイター)はいつものように何の問題もなくメンバーと会う。
事情を知っているごく一部のメンバーを除いてはそれが奇妙に思えることもあったが、その融通の利く辺りが嬉しくもあって特に本気で疑問と呈することも無かった。
今回の雄摩も同じように。
何せ、任務でもないのに創始者に会いにくるモノは、大抵が彼のように何らか別の質問を携えてやってくるからだ。
用も無いのに来るほど暇なやつは、先程の事情を知っているごく一部のメンバー以外にはいなかった。
そこまでに、現在のCWのある星は様々な嗜好を満たすものに満ちているのであった。
これを進化ととるか、退廃ととるか…それは個々の問題。
話を戻して、場面も創始者の部屋である。
「ほう。現代世界の基準について聞きたいと」
「今まで戦いのあるなしに関わらず、現代型世界の任務を受けてきましたけど…なんかこう、戦いによっては違うんですよね」
彼、汐街雄摩の主な任務はいわゆる我々の感覚で言う現代の世界にて人と人の関係を取り持ったり、意思疎通を図ったりするという奇妙なものである。
だが結果的にそれが世界そのものや、世界レベルで力を及ぼせる人物に関わってくるとなると彼のささやかな仕掛けがどのくらいの影響を与えているかは、想像に難くない。
それどころでは済まないこともしばしばである。他人の恋愛の脇役になっただけで世界が救われたことすら、結構あったりする。
なんじゃそりゃ、と言う無かれ。何気なく普通に生きている誰かが、実はどんな力を秘めているか分からないのだ。当人すら気づいていないことも珍しくはない。
…もちろん我々の世界でそんなことを期待してはいけないのだが。
ちなみにそういう場面での予行練習も兼ね、そんな大事にならないような個人間のやり取りを取り持つことも多い。とはいえ、何かと人の心を信じたがる純な雄摩には、特に恋愛沙汰は多少の苦手を抜けきれないのだが。
「ふむ。戦いによって違う、とは?」
「現代型世界の場合、俺の“思考操作”が封印されてることが多いですけど…一応、俺のも超能力ってやつですよね」
「そうだな。魔力に拠らずとも発動できる力をそう呼んでいるな」
「そっちの説明はいいですから。で、俺のが封印されてても超能力を使ってくるやつがいる世界もあるし、その逆もあるんですよ…これってどうなんです?」
なるほどな、と創始者は頷く。でもその姿は霧状なので、上体が軽く前傾したようにしか見えない。
「お前が封印されてる場合は、つまり、対象世界にいる超能力者に本来関わる必要が無いか、または負けるべきか、或いは超能力なしで勝たねばならない存在のはずだぞ」
「…はあ…」
「ていうか、お前は何を言っているんだ。毎度毎度任務の度に概況は先に言ったり、ファイルにして渡しているだろうが」
「いやでも、ねえ。他の任務でも解決せにゃならんようなことで困ってる人がいたら、やっぱ助けてあげたいじゃないですか」
…余分な力をエゴのために使うのも問題だが、善の為でも足りない力で無理なことをしようとするのも何かと問題だな…。苦笑する創始者だった。
(…だが)
それも、計算のうちといえば計算のうち。
任務中の雄摩を見ていれば、本当に無理そうなことはちゃんと避けている。成功する確率が1%でも残っているものに限り、選んで行っているのだ。
こいつは無理はしない。そしてその上で無茶をやっているのだ。
実に善いやつになってくれたものだ…それでこそ、例外にできる価値があるというもの。
片眉(無いけど)を上げる苦笑の次は、心の温まるような苦笑。
「…創始者、おーい」
「…はっ。い、いや。平たく言えば、お前の成長のためでもあるな」
「試練とか…? どっかの上位精霊みたいなことをしますね」
「事実…おまえ自身どうだ? 変わっているとは思わんかね」
「あんまり…うーん…やっぱ分かんないです」
「自覚はしづらいか。まあ大丈夫だ、お前は強くなっているよ」
…まるで自分が親か…いや、例えるなら『師匠』のような心境だ。
家族ほどに近くはなく、さりとて他人とはとても言いがたく、友人のように親しいが、それは横ではなく縦のつながり。見守るような、心境。
霧のような身体、それでも…
人間のような、人間だったような。
彼自身忘れていた、その頃を少し思い出す。
「…で、俺だけが超能力もちのときは?」
「知れたこと、そういうときはお前が超能力なしでことを収められるとは思えんだろ?」
「…ごもっともで」
世界にSF要素がうんぬん言いたかったのですが、結局創始者から雄摩に対する視点話に…あぁうぅ。
無茶承知でネカフェより更新。いや、こうでもしないといつまで経ってもファントムやメカビのれびう書けそうにないので…
書く時間の節約のためにも、自分に縛りをかけて…みたいな。
でもCWとかの短編書くとなると辞書登録がなくてツラいかも。
さて。
買う前は雑誌っぽいのをイメージしてましたが、実際は近年のゲーム攻略本と同じサイズです。そして、分厚い。
SF的なラノベや世代を越えたヲタたちのコラム、そしてコミックで満載の一冊です。ネットで有名なアノ人とか週間チャンピオンで最近連載してるアノ人も書いてたり描いてたりします。
あまりにボリュームたっぽしなので、ここではラノベに絞ってれびう(ていうか感想)してみようかと…
ネタバレアリかも注意。作者名敬称略。
・Innocent World(本田透)
世界輪廻系喪男SF文学。
なんつうか、このまま繰り返していって、「その時」が来たらどうなるか楽しみというか、そういう終わり方なのかどうかも分からない終わり方をしています。この辺もそんな感じのSFっぽいかもですね。
文体自体は「キラ×キラ」や「アスおと」と似たようなノリですので、比較的安心かも。でも主人公の喪な心はなかなか読んでていたたまれない。
結構救いの無い話ですが…どこかに希望が持てそうな持てなさそうな、そんなお話です。
・きよしメモ(将吉)
アキバヲタカタルシス&アンチカタルシス因果応報話。
DQNに復讐をするヲタの話です。
途中まではなかなか痛快ですが…むう。オチが煮え切らない…
しかし結構、身につまされる話でもあるようなないような。
実際の秋葉原でこういうことってあるんですかねえ…
そうなら、格闘技に目覚めて鍛えておけという話なのか?
・血痕(蓮海もぐら)
変人飛躍思考系暴走話。
こういう考えで動いている人間もいるってなもんです。
凡人はその辺を理解しようとしないから困る。
でも、暴走はやっぱよくないです。はい。
・地獄はここに(山本弘)
正統派青年漫画系ダーク話。
こういう主人公の考え方は世間では容認されるのが俺は気に入りません。そういう俺は世間から疎まれるっぽいですが。
そして、結果的に半端者。やってることはアコギでも、その辺りは所詮一般人と同じ…一般から逸脱した人をどうこうできるわけもない、情けない一面。
どうなんだ、そんな俺に喜べというのかおーい。いやジョークです。
・絶対安全ミカサ荘!(神野オキナ)
非日常イン日常→日常化系話。
…こう書くと、何か月姫を思い出してしまう…
こういう話は普通に好きです。萌えヲタ丸出し。
・マルチプル・ラブ(砂浦俊一)
多重人格系話。
海外系SFだと結構見るような気がするんですけどね。多重人格。
それはそうと、この話…オチが今ひとつ。
「まほらば」っぽく済まないセミリアルな感じですが…うーん。
・白い恋人(平坂読)
恋愛シミュゲーム変形型喪話。
…救えねええええっっ!!
めっちゃ切ねええええっっ!!
こそばゆいとはこーゆーことだ。
奇跡なんて起こらないから奇跡って言うのかもしれません。
・ネコミミリア(木之本みけ)
王道型兄妹萌え話。
とりあえずとりしも氏のイラストが萌え…はぅ。かぁいい。
あくまで王道型なのでオチも何も無いのですが、喪男的な妹萌えの精神を理解する一端になるかとは思います。
…でもそれを容認してしまうと結構茨の道なんですけどね。
・いもうと☆水滸伝(にょにょにょ)
超王道連載型ぶっとび設定ライトノベル…?
…待て待て連載ですかコレ。ほんとに?
そしてどう見てもアノ人の文体です。本当にありがとうございました。
正直、打ち切りにしても(失礼)、続くにしても全部のフォローは果たしてできるのかどうなのか…
どっちかといえばそっちが心配な話です。
世代を越えた執筆陣に、ヲタは刻の涙を見る。
一言でしめくくると、そんな感じの本でした。
時間のある人は、是非。
ISBN:4576060171 単行本 本田 透 二見書房 2006/04 ¥1,680
ひたすら空間に流れる時間。
「………」
ひたすら目の前の資料とにらめっこする雄摩。
「………!」
唐突にガタン、と椅子を弾いて立つ。
とりあえず、と積んでおいた山をひとつ片付け、その三倍くらいの資料を積み直して読みふけっていた雄摩だが、結局うず高く積まれた紙束の半分程度を消化した辺りで大体当初の疑問に結論を出してしまったようである。
読み散らかしたものはそのままに、資料室の入り口にずかずか戻る雄摩。その傍のスイッチを押すと、一瞬にして棚から出された資料の数々で雑然とした部屋が元に戻った。
そして、“ある動作”を行うと彼の視界は大量のファイルが詰まった本棚の群れから頭を覆っているヘッドギアのバイザーを通した自室に変わった。
先程まで彼がいたのはCW本部を模した電脳空間、そこでアナログな資料探しをしていただけのことであった。いかんせんPCのモニタだけに向き合い続けるのは精神的によろしくない。
彼は立ち上がると、本部、創始者の部屋に向かった。
創始者(クリエイター)はいつものように何の問題もなくメンバーと会う。
事情を知っているごく一部のメンバーを除いてはそれが奇妙に思えることもあったが、その融通の利く辺りが嬉しくもあって特に本気で疑問と呈することも無かった。
今回の雄摩も同じように。
何せ、任務でもないのに創始者に会いにくるモノは、大抵が彼のように何らか別の質問を携えてやってくるからだ。
用も無いのに来るほど暇なやつは、先程の事情を知っているごく一部のメンバー以外にはいなかった。
そこまでに、現在のCWのある星は様々な嗜好を満たすものに満ちているのであった。
これを進化ととるか、退廃ととるか…それは個々の問題。
話を戻して、場面も創始者の部屋である。
「ほう。現代世界の基準について聞きたいと」
「今まで戦いのあるなしに関わらず、現代型世界の任務を受けてきましたけど…なんかこう、戦いによっては違うんですよね」
彼、汐街雄摩の主な任務はいわゆる我々の感覚で言う現代の世界にて人と人の関係を取り持ったり、意思疎通を図ったりするという奇妙なものである。
だが結果的にそれが世界そのものや、世界レベルで力を及ぼせる人物に関わってくるとなると彼のささやかな仕掛けがどのくらいの影響を与えているかは、想像に難くない。
それどころでは済まないこともしばしばである。他人の恋愛の脇役になっただけで世界が救われたことすら、結構あったりする。
なんじゃそりゃ、と言う無かれ。何気なく普通に生きている誰かが、実はどんな力を秘めているか分からないのだ。当人すら気づいていないことも珍しくはない。
…もちろん我々の世界でそんなことを期待してはいけないのだが。
ちなみにそういう場面での予行練習も兼ね、そんな大事にならないような個人間のやり取りを取り持つことも多い。とはいえ、何かと人の心を信じたがる純な雄摩には、特に恋愛沙汰は多少の苦手を抜けきれないのだが。
「ふむ。戦いによって違う、とは?」
「現代型世界の場合、俺の“思考操作”が封印されてることが多いですけど…一応、俺のも超能力ってやつですよね」
「そうだな。魔力に拠らずとも発動できる力をそう呼んでいるな」
「そっちの説明はいいですから。で、俺のが封印されてても超能力を使ってくるやつがいる世界もあるし、その逆もあるんですよ…これってどうなんです?」
なるほどな、と創始者は頷く。でもその姿は霧状なので、上体が軽く前傾したようにしか見えない。
「お前が封印されてる場合は、つまり、対象世界にいる超能力者に本来関わる必要が無いか、または負けるべきか、或いは超能力なしで勝たねばならない存在のはずだぞ」
「…はあ…」
「ていうか、お前は何を言っているんだ。毎度毎度任務の度に概況は先に言ったり、ファイルにして渡しているだろうが」
「いやでも、ねえ。他の任務でも解決せにゃならんようなことで困ってる人がいたら、やっぱ助けてあげたいじゃないですか」
…余分な力をエゴのために使うのも問題だが、善の為でも足りない力で無理なことをしようとするのも何かと問題だな…。苦笑する創始者だった。
(…だが)
それも、計算のうちといえば計算のうち。
任務中の雄摩を見ていれば、本当に無理そうなことはちゃんと避けている。成功する確率が1%でも残っているものに限り、選んで行っているのだ。
こいつは無理はしない。そしてその上で無茶をやっているのだ。
実に善いやつになってくれたものだ…それでこそ、例外にできる価値があるというもの。
片眉(無いけど)を上げる苦笑の次は、心の温まるような苦笑。
「…創始者、おーい」
「…はっ。い、いや。平たく言えば、お前の成長のためでもあるな」
「試練とか…? どっかの上位精霊みたいなことをしますね」
「事実…おまえ自身どうだ? 変わっているとは思わんかね」
「あんまり…うーん…やっぱ分かんないです」
「自覚はしづらいか。まあ大丈夫だ、お前は強くなっているよ」
…まるで自分が親か…いや、例えるなら『師匠』のような心境だ。
家族ほどに近くはなく、さりとて他人とはとても言いがたく、友人のように親しいが、それは横ではなく縦のつながり。見守るような、心境。
霧のような身体、それでも…
人間のような、人間だったような。
彼自身忘れていた、その頃を少し思い出す。
「…で、俺だけが超能力もちのときは?」
「知れたこと、そういうときはお前が超能力なしでことを収められるとは思えんだろ?」
「…ごもっともで」
世界にSF要素がうんぬん言いたかったのですが、結局創始者から雄摩に対する視点話に…あぁうぅ。
無茶承知でネカフェより更新。いや、こうでもしないといつまで経ってもファントムやメカビのれびう書けそうにないので…
書く時間の節約のためにも、自分に縛りをかけて…みたいな。
でもCWとかの短編書くとなると辞書登録がなくてツラいかも。
さて。
買う前は雑誌っぽいのをイメージしてましたが、実際は近年のゲーム攻略本と同じサイズです。そして、分厚い。
SF的なラノベや世代を越えたヲタたちのコラム、そしてコミックで満載の一冊です。ネットで有名なアノ人とか週間チャンピオンで最近連載してるアノ人も書いてたり描いてたりします。
あまりにボリュームたっぽしなので、ここではラノベに絞ってれびう(ていうか感想)してみようかと…
ネタバレアリかも注意。作者名敬称略。
・Innocent World(本田透)
世界輪廻系喪男SF文学。
なんつうか、このまま繰り返していって、「その時」が来たらどうなるか楽しみというか、そういう終わり方なのかどうかも分からない終わり方をしています。この辺もそんな感じのSFっぽいかもですね。
文体自体は「キラ×キラ」や「アスおと」と似たようなノリですので、比較的安心かも。でも主人公の喪な心はなかなか読んでていたたまれない。
結構救いの無い話ですが…どこかに希望が持てそうな持てなさそうな、そんなお話です。
・きよしメモ(将吉)
アキバヲタカタルシス&アンチカタルシス因果応報話。
DQNに復讐をするヲタの話です。
途中まではなかなか痛快ですが…むう。オチが煮え切らない…
しかし結構、身につまされる話でもあるようなないような。
実際の秋葉原でこういうことってあるんですかねえ…
そうなら、格闘技に目覚めて鍛えておけという話なのか?
・血痕(蓮海もぐら)
変人飛躍思考系暴走話。
こういう考えで動いている人間もいるってなもんです。
凡人はその辺を理解しようとしないから困る。
でも、暴走はやっぱよくないです。はい。
・地獄はここに(山本弘)
正統派青年漫画系ダーク話。
こういう主人公の考え方は世間では容認されるのが俺は気に入りません。そういう俺は世間から疎まれるっぽいですが。
そして、結果的に半端者。やってることはアコギでも、その辺りは所詮一般人と同じ…一般から逸脱した人をどうこうできるわけもない、情けない一面。
どうなんだ、そんな俺に喜べというのかおーい。いやジョークです。
・絶対安全ミカサ荘!(神野オキナ)
非日常イン日常→日常化系話。
…こう書くと、何か月姫を思い出してしまう…
こういう話は普通に好きです。萌えヲタ丸出し。
・マルチプル・ラブ(砂浦俊一)
多重人格系話。
海外系SFだと結構見るような気がするんですけどね。多重人格。
それはそうと、この話…オチが今ひとつ。
「まほらば」っぽく済まないセミリアルな感じですが…うーん。
・白い恋人(平坂読)
恋愛シミュゲーム変形型喪話。
…救えねええええっっ!!
めっちゃ切ねええええっっ!!
こそばゆいとはこーゆーことだ。
奇跡なんて起こらないから奇跡って言うのかもしれません。
・ネコミミリア(木之本みけ)
王道型兄妹萌え話。
とりあえずとりしも氏のイラストが萌え…はぅ。かぁいい。
あくまで王道型なのでオチも何も無いのですが、喪男的な妹萌えの精神を理解する一端になるかとは思います。
…でもそれを容認してしまうと結構茨の道なんですけどね。
・いもうと☆水滸伝(にょにょにょ)
超王道連載型ぶっとび設定ライトノベル…?
…待て待て連載ですかコレ。ほんとに?
そしてどう見てもアノ人の文体です。本当にありがとうございました。
正直、打ち切りにしても(失礼)、続くにしても全部のフォローは果たしてできるのかどうなのか…
どっちかといえばそっちが心配な話です。
世代を越えた執筆陣に、ヲタは刻の涙を見る。
一言でしめくくると、そんな感じの本でした。
時間のある人は、是非。
ISBN:4576060171 単行本 本田 透 二見書房 2006/04 ¥1,680
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