EDEN(6)

2005年11月17日 その他創作
 「ごちそうさん」
 「お粗末様」
 数分で中身が消えてしまった食器を盆に乗せ直すイロハ。
 「そういえばさ」
 「ん」
 言い方にしてはあまり思いつきに聞こえない。ダルマは食べるのに夢中で気付かなかったが、座って見てたイロハはその間いろいろ考えていたのだろう。
 「まだ聞いてなかったよね。なんて名前なの?」
 ふと、まだ誰にも名乗っていないことを思い出す。
 「…ダルマ。遠い異国の縁起物の名前でさ、こいつがなんとなくそれに似てるんだと」
 言って額当てを指差す。
 「オレが赤ん坊の頃に見つけて、それから手離さなかったらしいからちなんだんだろ。結構適当な名づけ方だよ」
 「そっかな。私はいい名前だと思うよ」
 一度盆を置いて、イロハは軽く首を傾げて微笑んだ。
 「ほんっとうに小さい頃ね、その国に住んでたんだ。私も縁起いい名前って、そんな風に付けられたと思うんだ」
 「へえ…なんて名前?」
 「イロハっていうの。その国で昔作られた詩の最初の三文字から取ったんだって。色は匂えど…ってね」
 「…オレよかずっといい名前じゃん」
 なんだか自分とは大分差があるように思えてダルマは苦笑した。縁起のいい詩と縁起のいい変な物じゃ随分違う気がする。
 「そんなことないよ。ダルマだって嫌いだったら、その額当て付けないんじゃない?」
 「形が好きなだけで、別に名前まで好きってわけでも…」
 「それで十分」
 イロハはぽんぽんと軽くダルマの頭を叩いて、盆を持って立ち上がった。
 「私は仕事があるから、今日はここまでね。また明日、お話しよ」
 「あ…ちょっと待ってくれないか」
 イロハが戸口まで歩いたところで思わず引き止めるダルマ。
 「ん?」
 「あのさ…できれば今何がどうなってるのか、聞きたいんだけど」
 ダルマにしてみれば成り行きでここにいるわけで、細かい事情など全然分からない。当然現状は知っておきたかった。
 「うーん、私からはすぐにいろいろ話すことはできないなあ。話して良さそうなこと聞いてからね」
 彼女がどういう立場にいるのかも詳しくは知らないし、これ以上の詮索は無駄だろう。ダルマは諦めることにした。
 「…分かった。できれば大きな動きが無い内に」
 「今日明日でならなければきっと大丈夫だよ」
 軽く片手でガッツポーズを見せて、イロハは部屋を出て行った。


週刊化してますな…休みの度に書く感じ。

金が無くてもやりたいものはやりたい。
というわけでこれからあと一週間昼食をへぼくなるようにしてきました。
早い話が弐寺強行軍。

Hardclear:
I Was The One(A7)

Clear:
Under the sky(N14)
EMPTY OF THE SKY(A7)
GRADIUS -FULL SPEED-(H7)

Failed:
CAR OF YOUR DREAMS(N14)
LOVE IS ORANGE(N14)
SigSig(H7)
Xepher(H7)

はいはいわろすわろす。どうやら完璧にEASY無しではしぐれないようです(動詞化)。
他にもクリアタイプは同じままPink Rose(A7)などやってみました。AAを出せましたが、WRはもう鳥Aで埋まってます。どう見てもランク外です。本当にありがとうございました。
GRADIUS -FULL SPEED-(H7)をやったのは完全にネタ目的です。
具体的にはコレ↓
http://vipper.orz.livedoor.biz/archives/50210895.html
(情報元:BEMANI CLUBさん11/14(http://bemani.jpn.org/))
笑いにはある程度耐性がついたので歌いながらやるという馬鹿をやりましたが、声が小さすぎて誰にも聞こえなかったと思います。厨にはなりませんが、これではやっぱりヘタレですな。

あとGOLIALIZZE…先日買うしかないと思いましたが、やはり値段を考えるに購入は見送りになりそうです。ヲタ臭く機能性を重視すればどうしても後回しになっちゃうんですね…他に買いたいものいっぱいありますし。

…そして金が無いのにさらに「萌える男」見つけて購入、図書券使いましたが。
完全に本田透信者状態ですねー。今日はもう読む暇無いので後日またれびうアップしますです。

本日の検索ワード。
:モッコス セフィロス
…このニ神に何の共通点があるんでしょうか。
どっちもエセ神なところぐらいだと思いますが。

:電波男 あとがき
本田氏に同情を向けるための内容では決してありません。
必ず本文と結びつけて考えることです…と言っても負け犬やDQNには分からないんでしょうね。

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