ヲタたちよ護身して生き方を貫け！

　「うー！　なんであたしこんなヤツ好きになっちゃったんだろー…」
　同棲生活を始めようかという時、基本的に財布は僕が管理する。そう決めた時の彼女の言葉だ。
　いや何て言うか、困るんだよね。ほら、僕ヲタクだし。彼女に財布を持たせたりしたら何にも買えなくなっちゃうじゃないか。
　もちろん二人分の生活費やもろもろの費用予算は残すし、貯蓄をする余裕まで一応はある。
　僕が管理すればそうなるのに、彼女だったら僕の趣味への投資費用なんか残してくれるワケがない。
　正直な所、冒頭の台詞は僕が言いたいんだ…

ヲタ的恋愛思想で世間を揺るがした本田透氏の次の書！
今回はヲタに迫るモテの魔の手から身を守るための“護身”入門書なーのでーす。

…　…　…とは言ったものの実際にモテの魔の手が襲い来るのは、基本的にはなんか本を出したり萌えアニメプロデュースしたりで名が通ってからの話、我々のようなキモメンかつザコヲタな連中には全く関係なかったりします。まあ言うまでも無いことですが…
主に本田氏とモテの魔の手に関連の深い方々とのトークというところです。
ですからこの本は本田氏だけのエッセイではなく様々な状況、様々な功績を挙げたトップクラスのヲタ達のハイブリッドな意見のせめぎあいというところでしょうか。
またいろいろな裏話なんかもあるので普通に面白いと思います。
個人的には一本木蛮氏の話が軽く驚き…当方少年ガンガンを創刊時から読んでますので氏の漫画二作も読んでるわけですよ、「最強無敵！！ド根性一家」「勇者コジロー2」ですね。適度にエロくてまだお子様だった俺もよく喜ばせてもらったものです。…氏が素で女性だった上にヲタサークルの中でのプチモテだったとは…じゃ、じゃあ、「ド根性一家」で氏と組んでいた神崎正臣氏はこっち側の…　…ま、いっか。

オチでは本田氏が当人言う所のニンゲン女、「本が売れてる人、本田透」という像だけ見てすり寄ってきたとある女性との合コンと言う名の組み手を行います。さてはて各ヲタキング達の下で護身概論を学んだ氏は無事にモテの魔の手をすり抜ける事ができるのでしょうか？　といった感じの本です。

というわけなんですが、やはり立場から言ってレヴェルが違いすぎるために今一つピンと来なかったというのもあります…
それにどうやら俺は、少なくとも今後三次元で恋愛できるかどうか非常に異常に無情に至上に疑わしい状態です。
恋愛観自体にかなりの倒錯が見える上に、どうにも…学生時代にまともな体験をしてこなかったせいか心が恋という感情を忘れたかのごとくloveの意味合いな気持ちが出てきたことが無い…これでは護身以前の話です。つうかある意味すでに天然護身ができちゃってます。
ただし学べた事、それは万一何かあったら、必ず相手をよく選ぶ事。
なし崩し的に恋人になっちゃうのは予想以上に危険がつきまとうといいます。

何かの間違いで有名になった時のため、妄想（フォース）を今からでも鍛えておこうかと。何しろ今がかなり貧弱ですもんね。

それはさておき。
以前の「電波男」で氏はあとがきにて自らの半生を語られておりました。
困った事にそのせいでニンゲン女の同情を買ってしまい、却ってモテの魔の手が増えてしまったといいますが…
今回のあとがきはそういった重い話では無いのですが、それでも人間的に重要なことが書かれておりました。
生きていてヲタになるような心意気の方ならばわざわざ話して聞かせるほどのことでも無いのですが、DQNには言っても分からないことです。我々ヲタには容易く理解できることなのに、奴等にとっては明らかに言語体系の違う「ワケの分からない」話。
…人間的に大事なことなのに、それを理解できない連中が世の中に溢れているのです。
もっと困った事にはそういう奴等ばかり、世の恋愛で上位に立っているのです。

この世の男女間の恋と愛はそこまで安くていいものなのでしょうか。

例え俺自身がもう恋愛できない体質だとしても、納得いかないことはやはり我慢ならないものです。

本日の検索ワード。
：わんわんぷらねっつ わんこわんわん にゃんこにゃんにゃん
…何故俺を狙いますか。

：デュラン リース 闇の神獣
主人公がデュランならガラスの砂漠。リースなら暗闇の洞窟に闇の神獣ゼーブル・ファーは潜んでます。

：DOA　食玩　コンビニ
関節可動式フィギャー。…今買いたくても金がぁ…
やっぱり白かすみは萌エロくていいです。

：DOA あやね 同人誌
あやねもの…あまり考えたこと無いです。