EDEN(3)

2005年9月29日 その他創作
 ダルマ自身ツガルを探すために何らかのきっかけが欲しくて騒ぎに向かって文字通りの体当たりを敢行したはいいが、細かいプランが出来ていようはずもなかった。
 「ふうむ。ならこういうのはどうだ?」
 髭の男が何やら思いついたらしい。
 「どうするの?」
 ダルマに向き直る。
 「悪いがしばらく君をこっちで拘束させてもらう、とかな」
 「え゛」
 ふと手を見るとがっちり握られている。
 「古参のナイアなら判別が全くつかないってわけでもないだろ? 軽くほとぼりが冷めるまで大人しくしててもらえばいいんじゃないか」
 「そうね…決定的な安全材料にはならないけど、本当に関係無い子かも知れないしそれが一番無難かもね」
 勝手に話を進められている…ダルマはもちろん面白くなかったが、同時に頭の中で損得勘定をはじき出していた。
 この流れなら恐らくすぐに殺られてしまったりすることはないだろう。ついでに行ってみれば事情も少しは分かるかもしれない。ツガルの家族は確か城からの使いが呼んだはず、なら敵という形でも関わってみるのが近道か。
 一応恩は売ってある。なら最悪の状況は回避できるだろう…
 「それでいいぜ」
 「おいおい随分あっさり了承してもらっちまったな。んじゃまた悪いが、目隠しな」
 手際よく目隠しをされると、両腕を掴まれて連行…されるかと思いきや、トンと軽く背中を押される。
 数歩たたらを踏むダルマ、転びそうになった先には背中があった。
 「目隠しつけて連行なんて目立ちすぎるからね。サイレン、おぶってってあげて」
 「仕方ないな…よっこらしょっと」
 …おんぶなんて何年ぶりだろう。異常な事態のはずだが、不思議と安心感の込み上げているダルマにはそんなことを思う余裕があった。

 十数分の後、「よッ…と」という髭の男の声とともに扉が開く音。
 「…あ、お帰りなさい」
 女性の声。イントネーションに独特の癖がある。
 同時に鼻につく匂い。酒か?
 (…飲み屋をアジトにしてるのか)


ベタな展開御免。
ああ、自分の三日坊主ぶりがよくわかる…
書き出しは調子良いんですが、続けようとするとこれがつらいのなんの。
本当に間に合うのかなあ…

またやっちまいました。仮眠のつもりが本眠に。
携帯のバイブレータがうるさいので寝る前に調整したら目覚ましも入れた気になってしまって忘れていたという…ぁぅ。

本日の検索ワード。
:ポラリス エドガー ドロ
突変少女どろーるちゃんのことでしょうか…? 最近見てないです。

:赤いライダースーツ
様々な話が。

:ドラゴボールのデータカードラス
だから何故に脱字。そして意味不明ワード。

:水銀燈 腹が無い
原作の方はコミックスだけを見ている限りはまだ不明のようです。
そうだとしたら、真紅も知らない模様。

:電波大戦 本田透
取り寄せ予約しました。
本田氏の書く喪男エッセイは世界一ィィィィィッ!

:フリーダムガンダムとは
機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダムSEEDDestinyに登場するMS。型番ZGMF-X10A。搭乗者はキラ・ヤマト。
舞台となる世界では核を強制的に無力化する装置が働いているが当機はそれを無効化する装置を搭載することにより核エンジンの使用を可能にしており、他のMSとは一線を画す出力を持たせることに成功した。
六本ものビーム射出口を持ち、かなりの広範囲を一斉に攻撃する事が可能。搭乗者の能力次第で一騎当千の実力を発揮する。
機動戦士ガンダムSEED最終回においてラウ・ル・クルーゼのプロヴィデンスガンダムと対決して半壊するが、その後オーブによって秘密裏に改修され封印される。キラたちの願いも空しく再び日の目を見ることになり、アークエンジェルの主戦力としてしばらく活躍するが敵と見るシン・アスカのインパルスガンダムに襲撃され、パイロットは無事なものの大破してしまう。
その頃にはザフトにて後継機・ストライクフリーダムガンダムが開発されているようだ。
…以上、長い説明になりましたなあ…

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