プロプレイヤー級の彼女たち
2005年7月8日 ゲーム もうすぐbeatmaniaIIDXの新バージョンが入る日が近付いている今日この頃、周囲の廃ハイレベルの皆に追いつくべく僕はひたすら筐体に百円を投入し続けていた。
この辺りでやり込んでいる人はもうバージョンアップまでやる気のある人がいないのか誰も来ないし、何となく触ってみるような人もあまりいない。まあ、後者は僕が筐体をほぼ独占しているから寄り付かないだけかも知れないが…
やってて思うのは――実は僕は五鍵出身なのだが――、五鍵の頃と比較して同鍵長連打がほとんどなくなり、代わりにトレモロ(二つの鍵盤を交互に押す)が増えているということ。どちらかと言えばこっちの方が楽だし、システム的にも都合がいいということなのだろう。………無理な曲を選んでしまったか、二曲目でFailed。
ふと後ろを見ると綺麗な黒髪のお姉さんが僕のゲームを見ていたようだ。
人に見られるような上手いレベルじゃない僕としては正直ちょっと恥ずかしかった。
筐体を開けると、何も言わずにお姉さんは百円玉を投入してゲームを始めた。カードを使っていないようだけど、待ってまで遊ぼうとしている辺り興味があるのか、単に持ってないだけなんだろうか。
…7keysを選択したところまでは良かった。
僕が驚いたのは曲選択画面で適当に曲をセレクトしたかと思うと、いきなりVEFXボタンを押し出したことだ。
そりゃアナザーのコマンドだ。…とても僕程度の実力ではこのタイミングでは触ってはいけないボタンだ。曲によっては大丈夫かも知れないけど…
内心大慌ての僕をさておいて、曲が始まった。
… … … すごい。
まだこのレベルなら難易度8+の譜面よりは簡単だったかも知れないけど、そんなことよりお姉さんはほとんどのオブジェクトを正確に打鍵しているのだ。
戸惑っている間に曲は終わっていた。譜面の下のほうから炎のようなエフェクトが上がっていた……フルコンボじゃないか。
続く次の曲もアナザー。さすがにフルコンボは無かったが…AAA判定。次もまた同じ。
最後に出てきたエキストラステージ、またまたアナザー……しかもそれ、通常でも半端無く難しい曲じゃないか。その上アナザーなんて、少なくともこの辺じゃやったことのあるヤツ見たこと無いぞ。
ところがお姉さんの実力はこの辺りの連中全てを上回っているのだろう、判定AAで突破してしまった。
そもそも女性でこのゲームをやる人は大抵がライトユーザーで、こんなにレベルの高い人がいること自体信じられないくらいなのに…
呆気にとられた僕を見ながら、お姉さんは筐体を降りた。
「…どうした、やらないのか」
言葉をかけられてはっと我に返った。
……お姉さんの顔が、目の前に……
「あ、あ、いえっ」
慌てて筐体に上がる僕を見てお姉さんはあははと声を上げて笑っていた。
「あんた、さっきから見てるけど。
随分熱心なんだねえ、それだけやってるならすぐ上手くなるよ」
「い、いえ、まだまだ…です」
上手い人にそう言われるのは嬉しいけど、こんなお姉さんがあんな上級者で、励まされるなんて…なんだか少し気恥ずかしい。
「じゃ、頑張りな」
そう言うとさっと入り口に向かってしまった。
「あっ、ちょっと、待ってください!」
「ん?」
鋭い目つきだが、表情は軟らかい。こんなお姉さんがあれだけ上手いなんて…
「実は結構、有名なプレイヤーさんなんじゃないですか? カード使ってなかったけど」
ああ、と少し照れ笑いするお姉さん。
「ちょっと忘れちゃってね、ま、しょうがなかったんだ」
忘れるもんなのか…
「有名かどうかは…うん、いいか。
あたしはSAKURA。茶倉だよ、上手くなったらまた会えるかもね」
「あっ…」
そう言って、今度は引き止める間もなく出て行ってしまった。
さくら…うーん、聞いた事があるというか、ある意味ありふれた名前と言うか…
………………え?
デモ画面の背景、そしてタペストリー。
普段あまり見てなかったからよくわからなかったけど…そのイラストはさっきのお姉さんにそっくりだった。
「……そっか。それで、茶倉……」
呟いて……そして、思い出した。
「えええぇぇぇぇええっ!?」
………いたんだ。本当に。
僕の瞼の裏に、赤いライダースーツを身に纏った彼女の姿が焼きついていた。
…やっぱ公式設定がどこにあるか分かりません。
いろいろ違うかも知れませんが勘弁を。
QMA2のカードは無事だった模様です。良かった良かった。
…まあ、今日のところはまともに出来ませんでしたが。
IIDX。百円一プレイに今回もぶち切れ8プレイ。
段位検定二段→四段。飛び級同然に続けてクリア。
三段、BLOCKSでいきなり30%ぐらいまで落ちる…なんとかそのレベルを維持しつつクリア。他は比較的楽でしたね。
四段。MUSIC TO YOUR HEAD(次では消えるんかい)で50%削られる。era(nostal)は慣れたのか少し増えた…次普通にやってみよ。R5で途中まででゲージが満タンになるが、難所でまた半分を割る。SPEEDY CATはもう難敵ではありませんでした。
…次の五段はランダムかあ…曲によってはいきなり終わる可能性も無きにしも非ず。
7keys、残る難易度6の曲はLetTheSnowPaintMeRemix、JAM、一途な恋だけ。
…まあ、エキストラで8+のLight譜面難易度見たらぶっ倒れそうになりましたが。まだ革命とかあるやん。
あと何をトチ狂ったかDollのアナザーをプレイ。撃沈。…難易度7相当か…もうちょっと回数こなせば。
最終週ということでWeeklyRankingを気にしてみましたが、蠍火じゃあ普通に無理じゃん…ということでLight7でアタック。初見にしてAAクリアしますが680じゃ全然届きません。もっと正確に打たないとなあ。
本日の検索ワード。
:弾幕
やっぱりブライトさんネタが多いです。
:S県月宮がネタ
本人が明かしたとか何とか。
:1st Anniversary
ナズェミデルンデス。ソニーの方。
:電波男 だめんず
ナズェミデルンデス! というか何で検索してきてるんです!
NECの方!
この辺りでやり込んでいる人はもうバージョンアップまでやる気のある人がいないのか誰も来ないし、何となく触ってみるような人もあまりいない。まあ、後者は僕が筐体をほぼ独占しているから寄り付かないだけかも知れないが…
やってて思うのは――実は僕は五鍵出身なのだが――、五鍵の頃と比較して同鍵長連打がほとんどなくなり、代わりにトレモロ(二つの鍵盤を交互に押す)が増えているということ。どちらかと言えばこっちの方が楽だし、システム的にも都合がいいということなのだろう。………無理な曲を選んでしまったか、二曲目でFailed。
ふと後ろを見ると綺麗な黒髪のお姉さんが僕のゲームを見ていたようだ。
人に見られるような上手いレベルじゃない僕としては正直ちょっと恥ずかしかった。
筐体を開けると、何も言わずにお姉さんは百円玉を投入してゲームを始めた。カードを使っていないようだけど、待ってまで遊ぼうとしている辺り興味があるのか、単に持ってないだけなんだろうか。
…7keysを選択したところまでは良かった。
僕が驚いたのは曲選択画面で適当に曲をセレクトしたかと思うと、いきなりVEFXボタンを押し出したことだ。
そりゃアナザーのコマンドだ。…とても僕程度の実力ではこのタイミングでは触ってはいけないボタンだ。曲によっては大丈夫かも知れないけど…
内心大慌ての僕をさておいて、曲が始まった。
… … … すごい。
まだこのレベルなら難易度8+の譜面よりは簡単だったかも知れないけど、そんなことよりお姉さんはほとんどのオブジェクトを正確に打鍵しているのだ。
戸惑っている間に曲は終わっていた。譜面の下のほうから炎のようなエフェクトが上がっていた……フルコンボじゃないか。
続く次の曲もアナザー。さすがにフルコンボは無かったが…AAA判定。次もまた同じ。
最後に出てきたエキストラステージ、またまたアナザー……しかもそれ、通常でも半端無く難しい曲じゃないか。その上アナザーなんて、少なくともこの辺じゃやったことのあるヤツ見たこと無いぞ。
ところがお姉さんの実力はこの辺りの連中全てを上回っているのだろう、判定AAで突破してしまった。
そもそも女性でこのゲームをやる人は大抵がライトユーザーで、こんなにレベルの高い人がいること自体信じられないくらいなのに…
呆気にとられた僕を見ながら、お姉さんは筐体を降りた。
「…どうした、やらないのか」
言葉をかけられてはっと我に返った。
……お姉さんの顔が、目の前に……
「あ、あ、いえっ」
慌てて筐体に上がる僕を見てお姉さんはあははと声を上げて笑っていた。
「あんた、さっきから見てるけど。
随分熱心なんだねえ、それだけやってるならすぐ上手くなるよ」
「い、いえ、まだまだ…です」
上手い人にそう言われるのは嬉しいけど、こんなお姉さんがあんな上級者で、励まされるなんて…なんだか少し気恥ずかしい。
「じゃ、頑張りな」
そう言うとさっと入り口に向かってしまった。
「あっ、ちょっと、待ってください!」
「ん?」
鋭い目つきだが、表情は軟らかい。こんなお姉さんがあれだけ上手いなんて…
「実は結構、有名なプレイヤーさんなんじゃないですか? カード使ってなかったけど」
ああ、と少し照れ笑いするお姉さん。
「ちょっと忘れちゃってね、ま、しょうがなかったんだ」
忘れるもんなのか…
「有名かどうかは…うん、いいか。
あたしはSAKURA。茶倉だよ、上手くなったらまた会えるかもね」
「あっ…」
そう言って、今度は引き止める間もなく出て行ってしまった。
さくら…うーん、聞いた事があるというか、ある意味ありふれた名前と言うか…
………………え?
デモ画面の背景、そしてタペストリー。
普段あまり見てなかったからよくわからなかったけど…そのイラストはさっきのお姉さんにそっくりだった。
「……そっか。それで、茶倉……」
呟いて……そして、思い出した。
「えええぇぇぇぇええっ!?」
………いたんだ。本当に。
僕の瞼の裏に、赤いライダースーツを身に纏った彼女の姿が焼きついていた。
…やっぱ公式設定がどこにあるか分かりません。
いろいろ違うかも知れませんが勘弁を。
QMA2のカードは無事だった模様です。良かった良かった。
…まあ、今日のところはまともに出来ませんでしたが。
IIDX。百円一プレイに今回もぶち切れ8プレイ。
段位検定二段→四段。飛び級同然に続けてクリア。
三段、BLOCKSでいきなり30%ぐらいまで落ちる…なんとかそのレベルを維持しつつクリア。他は比較的楽でしたね。
四段。MUSIC TO YOUR HEAD(次では消えるんかい)で50%削られる。era(nostal)は慣れたのか少し増えた…次普通にやってみよ。R5で途中まででゲージが満タンになるが、難所でまた半分を割る。SPEEDY CATはもう難敵ではありませんでした。
…次の五段はランダムかあ…曲によってはいきなり終わる可能性も無きにしも非ず。
7keys、残る難易度6の曲はLetTheSnowPaintMeRemix、JAM、一途な恋だけ。
…まあ、エキストラで8+のLight譜面難易度見たらぶっ倒れそうになりましたが。まだ革命とかあるやん。
あと何をトチ狂ったかDollのアナザーをプレイ。撃沈。…難易度7相当か…もうちょっと回数こなせば。
最終週ということでWeeklyRankingを気にしてみましたが、蠍火じゃあ普通に無理じゃん…ということでLight7でアタック。初見にしてAAクリアしますが680じゃ全然届きません。もっと正確に打たないとなあ。
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