「こういうのを見ると、やはりどこにでもあるものだなと思えるな」
 偶然同じ部署の資料室に居合わせたリュークが独り言のように呟いた。
 この場に居る他の存在は俺一人。となると俺に話し掛けたのだろう。
 「らしくもないな。組織の代表格とも言える貴様が何を見てそんな科白を吐いている?」
 ネットで何かを見ているようだが。
 「…まあ、見てみろ」
 言われるままにディスプレイを見せてもらうが…
 「…………なんだ、このふざけた楽譜は」
 「さすがに冗談半分のようだが、実際に作られたものだそうだ」
 「…………そ、そうか」
 あまりと言えばあまりなモノを見せられて、我ながら情け無い反応しかできなかった。そもそも貴様は俺にどんな返事を期待してこんなものを見せたのだ。
 一瞬で頭の中で楽譜が演奏されたが、ぎりぎり雑音と言えなくも無い程度の…一応、曲ではあった。
 「成る程………つまり混沌と言いたいのだな?」
 「ああ。比較的秩序立った世界でも、まだまだ生まれる要素が残っている…一端でも残っていれば、可能性は無くならない」
 十二分に楽観的思考が入っているが、…これを見せられた後なら、俺でも頷かずにはいられなかった。

 あらゆるものは最初の混沌が出自となる。
 秩序立ったものもできれば、俺たちのような規格外が生まれることもあり得る。
 混沌とは危険のない交ぜであり、あらゆる可能性でもあるのだ。


あまりにインパクトの強いスレでしたのでリンク掲載。
http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/27252676.html
個人的にはコメント欄にアップされてる不協和音MP3が良さげです。
自殺ソングとやらを聴いてみましたが、暗過ぎ…お10さんお10さんまOがー。
…CMムービーは見てないです。おっかねえええええ。

本日の検索ワード。
:"電波男" 倉田真由美
久しぶりに同じワードで出てきた批判系と見えた書評をちょっと見てみました。
…論点がズレてることズレてること…
どうやらDQNはどうあっても三次元が全てだ…というか、二次元は完全に三次元の従属物と思ってるとでも言えばいいんでしょうか。
電波男には労働の概念がない。
積極的労働意思を支えるのは物欲と性欲。
こんな一文を発見。
…あのー、それってつまり労働は全てが給料や棚ボタラッキーのため、と考えてると思ってよろしーんでしょうか?
労働自体を楽しもうとする思考が無いんじゃ、電波男読んでも意味が分からないと思うんですけど。だって電波男は基本的に精神論ですし。

:霊夢 吸血鬼 レミリア 首
吸血鬼(Vampire)と悪魔(Demon)の関連性って何でしょ(意味不明)。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索