積乱雲

2005年4月7日 日常
 カオスウォーリーズの星にも雷雨は来る。
 ピカッと光ってゴロゴロゴロ…
 「…んー………」
 私室のベッドに仰向けに寝転がりながら本を読んでいた雄摩は、窓の外のフラッシュに注意を削がれた。
 「ときどき魔力の雷を見せてもらえるってのに、天然の雷はあまり慣れる気がしないな」
 やはり自然が起こす天然の放電と魔力により引き起こされる発電は違うものである。後者は魔力の干渉もあり、天然で起きた落雷よりもはるかに低い電流・電圧で発生させることもできる。そのため万一の落雷ではまともに被害を受けてしまうのだ。
 再び落雷のフラッシュ。
 雄摩の支部の周辺は少し離れた所に森林・山があるところでそれ以外は平坦な草原である。早い話が盆地だ。落雷が引き寄せられてしまうほどの距離ではないが、それでも一応のことを考えてパソコンの電源は切ってあった。
 その間雄摩のすることは読書、そして…

 雨が上がった時はもう夜が更けていた。
 雄摩は中庭に出た。屋根の端からはまだ滴り落ちる雨水。
 軒下に置いてあるそれを取ると、今度はある特殊器具を置いてある部屋へと走る。
 ドアを開けると中は赤い光と闇で埋まっている、そんな部屋。
 雄摩はそれ――アナログの一眼レフ――からフィルムを取り出して現像作業を始めた。
 できた写真には――
 「結構いい稲光だな」
 空から数条の落雷が走る、近場の風景。
 数時間の露出で撮るとこういう写真ができるのだ。
 雄摩は密かな趣味としてこんな写真を撮っていた。
 でも、気に入った作品はのばして支部内に飾ったり。概ね好評だとか。

 趣味と実益を兼ねるって素晴らしいね。
 あまり損得勘定を気にしない雄摩の珍しい発言である。


……いい加減突発的に設定考えるの止めた方がいいかも……

今日は朝にバイトを上がってまた夜からシフトです。
朝の時点の予報では夜には止むとありましたが、止むのかなあ。

本日の検索ワード:韓国人 くたばれ
…嫌韓の方でしょうか…?

:恋愛資本主義
詳しく知りたければ「電波男」読んでください。
検索でだけ調べたのを勝手に受け取って変な感想書かれると疲れますので。

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