「ねーねー、このお店で食べよー」
 「バッカお前、俺の懐具合を知ってて言ってるのかよ」
 「だって食べたいのー」
 「駄々っ子かお前は」
 「食ーべーたーいーのー!」
 「はーいはい、分かった分かった」

 「きゃー、これ可愛いー!」
 「ほら行くぞ」
 「なんでー、もうちょっと見てこーよ」
 「開演時間に遅れるぞ」
 「欲しいのー! 買ってよー」
 「………はぁ」

 「あー面白かった」
 「…ポップコーン食い終わったら寝てたろ、お前」
 「起きてたよ」
 「寝息立ててたろうが。俺の目は節穴じゃないぞ」
 「起・き・て・た・の!」
 「いやムキになるなって………はぁぁ」

 「見て見てー、似合うでしょ」
 「…あー、いいんじゃねえの」
 「ちょっと、ずいぶん投げやりじゃん」
 「いやいやいや、似合ってるよ、すっごく!」
 「……なんか白々しー」
 「別にそんなことないぞ!」
 「そうだったらさ、これ買ってよー」
 「……………」

 「そろそろ暗くなってきたし、帰ろっか」
 「ああ」
 「でさ…もう会わない方がいいと思うんだ」
 「え…は? 今なんつった」
 「残念だけどあたしあなたと合わないみたい」
 「…おい…俺の財布の中身根こそぎ使わせてそれか?」
 「そんなこともうどうでもいいし。さよならー」
 「………………………(ブチッ」

 以下惨劇。いろんな意味で。


モデルは勿論らんま1/2のあの人です。

さてK君。物言いは全く問題無いです。
むしろ本気で疑問をぶつけてくれて嬉しいトコロ。

まず先に、最後の方に書かれていた部分に。
この本、表紙からしてアレ系ですし、帯が世の女性にまともに喧嘩売ってますんで…世間に大きく広まることは難しいと思います。
それに二次元趣味もただの趣味、と理解してない人は以前書きましたとおりメディアによる洗脳もありまして依然として非常に多い状態です。
ネット上ではオタク界にはものすごく広まってますし、Amazonでも四位にランクインしたとか。
ただ、一般大衆に広まるかどうかは…ネガティブな未知数でしょう。
個人的には国民全体に広がって欲しいところなんですが。
いや、むしろ海を越えて(以下略

俺が求めてるもの。ここでは「電波男」の考え方に同調した考え、ということでいいんでしょうか。
……書いていいものでしょうか。
できれば「電波男」読んで欲しいところなんですが。
正直な所……内容を書きすぎてしまったと思っています。

でも質問には答えます。それはつまり、












恋愛資本主義に影響されていない、
「恋愛」そのものです。


今の世の中、金、金、金。何をするにも金がかかる。
ちょっとデートをすればいちいちオサレ系に手を出さないではいられません。
そういうところは機能的には大したことないくせにデザインがいいとか、作者が有名だとか(?)と言った理由でくそ高くなってます。
…恋愛資本主義では、それがイイと言う理由で買わせられるそうですね。
それ以外でもとにかく金はかかります。
これを公式にするとこうなります。

恋愛の資格=金!

なんじゃそりゃあー!
恋愛とは純粋な心の結びつきじゃないんですKAー!

実際にはこんな感じで求めない人もいるはずです。
でも社会的には既にそうせざるを得ない状況になってるんですYO!








俺はアルバイター…つまり定職に就かずに低収入の生活をしているんです。
つまり、金が無いし現状では将来性も見込めない。
本当に心の結びつきを重要視するなら、これでも好いてくれる人がいたりするんでしょうか。
…まあ、職業の肩書に惚れられ結婚したはいいが、事情で辞職したらあっという間に別れられた、というよりは最初から独り身のほうがマシな気がしますが。

恋は駆け引きと言います。そこには嘘も乱舞します。
そんなことに敗れたくはないです……
…でも俺にはとても嘘を見抜ける気がしません。
好きになった人の言う事なら、何でもかんでも信じてしまいそうです。
今までさんざん「電波男」に則って、恋愛資本主義だの何だの言っておきながらなんですが、嘘そのものを嫌う俺にとって、現実での恋愛は既にある意味遠い世界のものなんです。
信じた者が馬鹿を見る…そんな世界はゴメンです。
さらに言うなら、俺の恋愛経験の無さから来る無神経さ、無配慮…とでも言えばいいんでしょうか、そういったものでいちいち相手を傷つけるのがすごく嫌なんですよ。
普通にいい女性と出会えるチャンスが少ないのもありますが…その人は一人だけ、恋人とするなら代わりはいますが、その個人で言えば一人しかいないんです。人一人傷つけることになるんです。
だからますます、二次元の恋愛に嵌まる。
………やっぱり馬鹿ですね、俺。

最後に。
作者氏のHP「しろはた」のアドレス
http://ya.sakura.ne.jp/%7Eotsukimi/index.html
その内部ページ「キモイ伝」(「電波男」紹介ページ)
http://ya.sakura.ne.jp/%7Eotsukimi/hondat/kimoi/kimoiden.htm

俺が優しい人だと言ってくれた人に、心からの感謝を。
話が重くなって、本当に申し訳ありません。


本日の検索ワード:オタリア大陸
MTGストーリーをお探しでしょうか。
ろくなものでなくてスミマセヌ。

:咲夜 美鈴
最萌の決勝を飾った二人。
…作者がまだ紅魔郷しかやってないので咲夜さんに関するネタが不足。

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