……そうするつもりだった。
 考えてみれば非常に効率の悪すぎる方法じゃないか、と。
 俺は他のメンバーと違って体はかなり普通の人間なんだから、それこそ眠るなりしない限り打撃によるダメージはそうそう回復するものじゃない。
 ましてやここは敵の本拠地。さすがにどっかの先生のようにレジャーシートを広げて昼飯にするほどの度胸もあるわけじゃない。
 じゃあ現実問題としてどうするか。
 ――答えなんか初めから一つしか無い。

 それにしても、こんな廃屋を監禁場所にするには狭すぎるんじゃないか…?
 外から見ると平屋で済ませるような少し広めの建物だったけど、屋敷と言えるほど広くも無いし。
 そんなことを考えながら、壁に沿って手で伝いつつ移動する。
 俺は自分の脳波を操作して、無理矢理痛みを最小限にしながら体を無理矢理に活動させているのだ。
 こうした移動方法を取ったのは根本的なダメージをこれまた最小限に抑える為。後遺症が出たらかなわないからね。
 でもちょっと困った…何せ次の脳波反応が出てるのは、下から。
 よりにもよって敵さんは地下にいるらしく、その階段を探さなくてはならなくなった。
 …今の身で。蹴られた腰、いっきまーす。
 普通に探しても無かったので、ついては部屋を一つ一つ検分する必要まで出てきてしまった…厳しいぞー。

 それっぽいところは全部調べた気がする…
 壁押したり、囲炉裏(何てものがあるんだ)の灰を掻き毟ったり、まあいろいろと…
 これだけやって無いんなら、庭だろうか。
 そんなに広くは無かったけど、ひょっとするかも。

 …!?
 新しい脳波反応が一つ、玄関に入って来た…しかもこれ、石崎さんじゃないのか!
 どうして場所が……
 ……………
 結論・次の敵に乗っ取られてます。


まとまりません…げふ。

うまい棒全種類パックが発売されています。
なっとう味に前々から非常に興味があったわけで、ようやく食べられることに。
…マジで砕いた後の食感がねちょってました。

明日、ちょっとリミテッドの大会なので更新出来ないかも知れません。

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