修理、しんど。

2004年12月14日 日常
 これは、要るんだ。
 とにかく自分にそう言い聞かせてこれを修理する。
 ともすればやる気も無くなってしまいそうなほどに疲れた心を叱咤しながら。

 ガキンガキン、ガシャン。ガチッ。
 ペンチが要る。横着にも座った態勢のまま寝っ転がって、腕を伸ばして必要なそれを掴んだ。
 不要になった臨時の線を切る。
 バチン。
 よし、後始末だ。

 ガチン、ガチンと調子よく部品を嵌めていく。
 さて、最後の部品だが…コード束に絡むため実に面倒だ。
 閉じ間違えば線が切れてしまう。
 うまく嵌まっても、線が挟まるとどうしても違和感が残ってしまう。
 慎重を要する作業だ。
 そっと力をかけていく。
 ぐぐっ、と力の緊張が汗になって手にまとわりつく。
 抑える工具を持つ手も緊張する。
 …………
 バ、シン。
 …ふう。なんとか綺麗に嵌まってくれた。

 これでまた歩くことが出来る。
 適当に歩き回って、足に問題が残らないことを確認して安心した。
 わざわざハンドメイドで直さねばならないものを、足の修理まで面倒に思うような感情回路はまずいと思うんだがな…
 機械であるはずの自分が自身をそう思うことが滑稽に思え、微かな笑いが浮かんだ。


本来毎日の更新のはずが、昨日起きたら既に夜でした。
風呂やら爪切りやらパンク修理やらであっという間に日が変わってしまいましたとさ。
…とにかくごめんなさい。

パンク直すのも楽じゃないです。
タイヤがリムにはまらないことはまらないこと。
入っても空気入れ口近辺がちゃんと入って無かったりしますし。
しかもはめるときにマイナスドライバーでがしがしやるものですから
チューブに穴も開きます。やり直しです。凹。

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