今後大丈夫なのかと非常に困る。

　めぐってめぐって巡って。
　何年も経ったと思った。否、それは事実。
　だけどそれは、小さな岩の塊が何倍もの大きさの火球の周囲をちょっと周っただけで。
　その大きい火球も含めてもっともっとでっかい球体の中でくるくるしてるだけで。
　それから見れば、別に何でもないちっぽけなものがわずかに身じろぎしただけで。
　その一角で起こったフシギなものも、小賢しくも所詮は砂の粒。
　長い永い中でポッと出てきた新参者。

　その新参者の中でも比較的また新参の…私。
　私という存在などやはり砂の一粒、いやもっともっと小さいもの。
　ポッと出てきて、地球が周って同じところに戻ってきても、何も起きない。
　暗いとも侘しいとも何でも好きなように言えばいい。
　苦労に苦労を重ねて今自分ひとり、狭いアパートの一室。
　巨大な流れの中の小さい流れであがく自分。
　そんな自分に、ほんの僅かなご褒美を。
　「ハッピー・バースディ」

というわけで本日未明にまた一つ年を取りました。
また一歩死に近付いたというとえらく暗い話に逆転しちゃいます。
それはさておき。

…健康保険ぶった切られるんでしょうね。親父に。
一応半年近く前から宣告はされてたんですけど、
そんな脅しで保険入れる会社に就職できるなら俺はとっくに就職済みです。
こちとらアルバイターの身、ンな保険なんぞ加入できちゃいません。
あーあ、これから先怪我できないや。
病院で治療できなくていろいろとボロボロになる前に考え直して戴けませんかね親父様。

…しかも車の免許だって無い。
よーするに身分証明書といふものが全く無くなる訳ですよ。
異様に動きが取りにくくなります。マジで勘弁して頂きたい……ぐっげふ。

悔しさや苛立ちは腹立ったので飲ま飲まイェイして収めます。
あのFlashみたいにラッパ飲みとかはしませんが。