ゴゴゴゴゴゴゴ……
 「長瀬君…君は少々知りすぎたッ
  電波で僕のしもべになるがいいッッ」
 ドドドドドドド……
 「…うっかり漢字変換したら同じ字が続いて読めなくなるところでしたよ。
  それはそうと、もうあなたにこんなことは続けさせないッ!」
 チリチリチリチリチリチリ…!
 紫色の火花を散らして電波が爆ぜる。
 「ククク…見たまえ素敵にフルムーンだ…
  長瀬君しっているか、満月は魔力を降らせていると」
 「…今度はファンタジーとデス○ートですか、しかも微妙に違ってますが。
  ですが僕もあなたも死の線は関係無いッ」
 傍目にはわけのわからない会話が続いているように見えるが。
 すさまじい戦いが続く…
 もっとも傍目に見える場所に人がいれば、もう思考が破壊されてるが。
 「そうだそうだったんだな貴様、瑠璃子とキスを…ッッ!!」
 「いきなりなんですか唐突にッ!
  しかもさっきはもっとストレートな理由で怒ってたでしょうがッ!!」
 だが彼の思考は、『長瀬君』の電波で壊れ出していた。
 『長瀬君』本人がそれに気付いていない。
 「そうだそうだ! 長瀬君貴様は見たんだ聞いたんだ瑠璃子の声を!
  約束の声を聞いたんだしもべになるとかキスとかモードとか!ヴァンパイアとか心霊現象とか!
  フルムーンだとか約束とかキスとかしもべとかコミミモーとかフルフルムとかドですとかふにゃんとかお兄様とかたしのしとかモードとかキスとかああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
 自ら頭を掻き毟って…彼は倒れた。
 「……うーん…なんか、雑音電波が未来からやってきたような……」
 『長瀬君』がそれを知るのは、数年後のこととなる。


日記に来ようと思ったら鯖調整中でびっくりしました。
とりあえずオフラインで日記を書き書き…
ぐああ、耳に入るこの曲が!!
……こういう電波を受信すると意味も無く力が溢れます。マジで。
発散する場がなくてどうにも悶々としてしまいます。
悶々と言っても怪しい意味ではないですが(苦笑)
でも、聞いてる曲が…

まあようするにそういうことです。
よもや一晩のうちにこんなカオスソングが現われてようとは。
分からない人は『月詠』で検索することです。
その主題歌なんですがね。

…ずっとかけてますが、脳が溶けかけてすでにこの曲を内包し、
再構成されました(何)
以前から電波ソングが好きです。
そのせいで人格がえらいことになってるわけじゃないです、多分。

短編の元ネタも大好きなので今後も使うかも知れません。
彼らをギャグにするのは楽しいです。

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