「なにか、いる!」
 ドラゴンズホールの一室で地鳴りが起こる。
 黒いプラズマを響かせて現われたのは…
 一匹のラビ。
 「な〜んだ、あんなにはでなとうじょうしといてただのラビでちか」
 「違う…」
 「ほい?」
 呑気な反応をするシャルロットに対し、デュランとリースの頬には汗が伝っている。
 「噂に聞いたことはあったが…黒いラビ、前のマナの危機があったときにも現われて、いろんな災厄をもたらしたと言われるが…こんなところにいるたぁ…まずい、構えろ!」
 ブラックラビが何かしている…と思いきや、突然全体魔法が飛んでくる!
 ドガァァァァン!!
 闇の爆発が三人を吹き飛ばす。
 「…ダークフォース…!?」
 「見ろ、ただのラビじゃ済まないだろ!」
 あわてて態勢を立て直す。
 強い。相手を見て三人はおのおの取るべき行動を決めた。
 「…食らってみやがれ!」
 デュランは美しく光るコインを取り出して封印を解くと、そこから月の魔力が放たれた。
 妖しき月光がブラックラビを照らす。
 続いてシャルロットの唱えたブラックカースが、ことごとくブラックラビの能力を下げてしまう。
 そしてリースが自分たちの能力をアップする各種魔法をかけ終わると、さしものブラックラビの打撃もほぼ通用しなくなった。
 反撃に現われたデーモンも軽く蹴散らし、三人して集中攻撃。
 …なかなかに堅い。
 そう思った頃、再びブラックラビがなにやら詠唱を始めた。
 何が来るのかと身構える三人だが、今度はその体ごと持ち上げられて吹き飛ばされた。
 サイコウェイヴである。だが三人は邪眼の伯爵と戦っていないので初めて受けるわけだ。
 「くそっ、なんなん…」
 悪態をつくデュランの目の前に激しい閃光が踊った。
 これは確か光の古代遺跡で見た…
 思った直後にはその身がモーグリと化していた。
 そしてブラックラビはブラックレインを降らせている!
 (やべ、これで受けたら…)
 と思ったが、雨は自分たちを素通りしてブラックラビ自身に降っていた。
 (回復してやがるのか!)
 急ぎ、ブラックラビに近い奴からプイプイ草で元の姿に戻して行く。
 その間にもダークフォース、イビルゲートを次々自分に打ち込んで回復を図るブラックラビ。
 だが総回復量自体が三人でボコったときより回復していない。
 痺れを切らせたか、ブラックラビは今度は大きな闇の魔力を三人に向けてきた。
 「赤い三角形!? みんな、伏せ…」
 いち早くリースがその正体に気付くが、すでに間に合わず発動、三人はかなりのダメージを受けてしまう。
 「ヘ、ヘルサザンクロス…くそっ、闇の神獣よりずっと強いじゃないか」
 しかしそれ以降ブラックラビは派手な反抗を見せず、そのまま倒された。


文章がグダグダだ…(汗
ブラックラビ撃破しました。割と楽勝でした。
せっかくこのために買ったマーマポトの油は出番がありませんでした。
以前と違い、今回は装備が充実していたというのもあります。
あと、一発でモーグリバッヂゲットでした。

ラヴィ!(ぇぇぇ

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