戻ってこない時間とそれでもいい時間

2004年8月12日日常

　（動けない…っ！？）
　またラグ。タイミングは最悪だった。
　数匹のアクティブモンスターに囲まれた俺は抗う術も無く袋叩きに遭い、あっという間に力尽きた。
　この辺りはプリの狩場でもあるし、通りすがりにリザ頼むのもいいけど…
　とりあえず俺は待つことにする。あまり人がいないから期待薄だが。

　待っている間の長いこと。普段、一秒一瞬を争う戦いをこなしているのが嘘のようだ。
　いつもは見ることもないモノも見えている気がする。他の冒険者の戦い方とか…あ、あいつカード手に入れてやがる。
　他人のことなんて気にしてなかった自分…そういうものまで見えてくる。
　ゆったりのんびりした時間を持つことか。…たまには、必要だよな。

　「リザレクション！」
　復活魔法をかけてもらって身を起こすと、そこには見知った顔がいくつも。
　「またラグにでも巻き込まれたか？　ヘボ騎士」
　図星。
　「うるさいぞ不良神父」
　「全く。WISでもしてくれりゃあさっさと助けに行ったんだぞ…パーティ組んで攻略でも行こうと思ってたんだが、いいタイミングだ」
　思わず苦笑がもれた。誰の所在の確認も忘れていたとは。
　「悪かったな。せっかくだからついていかせてもらうぞ」
　「リザしてやった分ぐらいは働けよ」
　「へーへー」
　…休養は、また今度か。
　ま、こいつらと共に戦うなら時間は惜しくも無い、か。

意味も無くラグナ風。ちなみに俺はやってません。ので「風」です。
そんなわけでなんかおかしいぞこれ、というのは受け付けません（苦笑

時間無いのに何書いてんだか…あと前の日の日記は書けるなら後で。