私は目の前の惨状になす術もなく立ち尽くしていた。
 足元に転がる数人の仲間たちの骸。そして私と相対する2体の電結の巨大な化け物、カエル、モリオックの大霊堂に仕える僧兵。運良く武器を手にすることはできたものの、あまりにこれは多勢に無勢。
 戦いが始まってから3分と経たずに敵方は布陣を張り、こちらを圧倒した。既にこちらで場に立っているのは私一人。いや、私とて今この場に現われたばかりなのだ。
 後ろをちらりと横目で振り返るとマスターがうんざりした表情を浮かべているのが見て取れた。・・・これでは、援軍は期待できそうに無い。
 マスター、折角喚(よ)び出してもらったのに力になれなくて済まない。
 そう思う反面、手の充実しないマスターに対しての苛立ちも起きた。 そしてこうとも思う。
 いい加減、ああいう連中に「勝てる」レベルの軍団を構成して欲しいと。

 ・・・1分後マスターは、相手側マスターに負けを認めた。
 マスターから私に伝染していただろう苛立ち。今日は少しだけその質が違ったような気がした。
 これが、もっと軍団構成を考えてくれる兆しだといいんだけど――――。
 周りのミラディンの風景も武器も仲間の遺体も、そして私もカードに戻りながらそう思った。


というわけで。月頭週末恒例のMTG戦は例によってボドボドでした。
弱小なんですよ、俺。何年マジックやってるんだか・・・
デッキは赤タッチの白装備ウィニー。《オーリオックの鋼打ち/Auriok Steelshaper(MRD)》や《レオニンのシカール/Leonin Shikari(DST)》、《鋼打ちの贈り物/Steelshaper’s Gift(5DN)》も無いのに大概無謀。
上のミニ小説はグレ親和と当たったときの《空狩人の若人/Skyhunter Cub(MRD)》の心象をイメージして書いたものです。
まぢで本気でデッキ考えねばならんですね・・・こんてぃくしょう。
正直グレ親和は強いけど面白くないし電結の巨大な化け物(笑。《電結の荒廃者/Arcbound Ravager(DST)》のこと)持ってないですし。
っつーか、ありきたりなデッキは嫌なのですよ。我儘には違いないですけど。
カードを種類集めようとしたがるコレクター根性捨てたいです。

結局昨日は日付が変わった頃まで友人とドカポンやって帰ってきて寝て今日そのまま寝て起きて巡回しただけなので厳密には今日の日記じゃないですが;

かじり殿、リンク感謝です。こちらからもリンクしておきますね。

コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索